CentOS8 への移行の下準備

はじめに

これまで CentOS7 で自宅サーバーを運用してきましたが、今の暇な時期に思い切って CentOS8 に移行してみようと思います。

私のような個人サーバーでは、2、3時間程度のサーバー停止であれば大した問題ではありません。移行作業中に代わりに稼働してくれる代替マシンなどは用意せず、いきなりメインマシンをフォーマットしながらクリーンインストールしていこうと思います。

とはいえ予想に反して設定に躓きサーバー停止が長引くのもやはり嫌です。
そのために色々準備しておこうと思います。

VMware Playerで CentOS8 の予行練習

VMware PlayerにCentOS8をインストールし、ある程度はサーバー構築の試運転をしてみました。
その感じでは何とかなりそうだなという印象でしたが、それでも100%試すとこまではやりませんでしたので、いくつかの不安は残りました。

  1. Let’s Encryptで取得したSSL証明書をそのまま移行できるか?
    CentOS8 に限らない話ですが、私はまだSSL証明書を別のマシンに引き継いだ経験がなく、あまり検討がつきません。一旦失効させて再取得するのも手ですが、一応引き継げるかどうか試してみます。
  2. ownCloudの環境をそのまま移行できるか?
    うちの娘たちがownCloudに保存している写真や動画の数はハンパじゃありません笑
    ファイル数も容量もトンでもない量ですので、それらのアップロード/ダウンロードを一からやり直したくはありません。何とか今の環境をそのまま新マシンに引き継げないか検討してみます。
  3. WordPressの環境をそのまま移行できるか?
    WordPressの移行に失敗すると取り返しがつかなくなるという話をよく耳にします。私の場合はドメイン名もサーバー名もディレクトリ階層もすべて同じ状態で CentOS8 を運用しますので、うまく移行できる気がするのですが、本当にうまく行くかどうか…

CentOS7側でのバックアップ

多少の不安は残しつつも、バックアップ作業をやらないことには何も始まりません。
私の場合は以下のものをバックアップしました。可能な限り再利用します。

  1. Let’s Encrypt で取得したSSL証明書関連ファイル
    「/etc/encrypt」を丸ごとバックアップします。root権限で実行するとパーミッションやオーナー情報はデフォルトで維持されます
  2. メールデータ
    私はMaildir形式を用いてますが、もちろんこれは再利用可能です。
  3. PacketiX VPN Sever の Configファイル
    不要な気もしますが、念のため「/usr/local/bin/vpnserver/vpn_server.config」を別場所に退避させておきました。
  4. ownCloud関連のファイル
    ownCloudのインストールディレクトリ (例として「/path-to-owncloud-data/owncloud」) を丸ごとバックアップします。
    併せて mariadb のDB (例として DB名「owncloud」) もエクスポートします。

    なお、娘たちが大量アップロードした写真や映像などのデータは、元々USB-HDDをマウントした上でその中に保存していました。ですので、USB-HDDを一旦引き抜いて保管しておくだけで完了です。
  5. WordPress関連のファイル
    WordPressのインストールディレクトリ (例として「/path-to-wordpress-data/wordpress」) を丸ごとバックアップします。
    併せて mariadb のDB (例としてDB名「wordpress」) もエクスポートします。

CentOS8 をインストールしちゃった…

バックアップが完了しましたので、思い切ってフォーマットをかけながら CentOS8をインストールしちゃいました。
インストール自体は特に躓くことなく、無事に終了しました。

次回以降、先程取ったバックアップを元にサーバーを再構築していきます。

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